プロビジョン1年 和訳[355]

【プロビジョン1年】Lesson5/Chocolate:A story of Dark and Light【和訳】

このページでは高校プロビジョン・コミュニケーション英語1年/Leeson5【Chocolate:A story of Dark and Light】の和訳を載せていますが、学校で習う表現と異なる場合がありますので、参考程度に見てください。

【PRO-VISION1】Lesson5/Chocolate:A story of Dark and Light【和訳】




Part1

「10人のうち9人はチョコレートが大好きだと言う。10人目の人は嘘をついている。」

ある有名なフランス人のグルメ(食通)は、こんな冗談を言っています。

多くの人はチョコレートがお菓子の王様であることに同意しています。

疲れているとき、休憩したいとき、あなたが欲しくなるものは、そうです、チョコレートですね!

あの豊かな味わい、繊細な食感、甘い香り……

これらのすべてが、あなたがリラックスするのを助ける絶妙のハーモニーを奏でます。

ョコレートの主な原料はカカオ豆です。

それらは主に西アフリカやラテンアメリカの暑くて湿気の多い地域で生産されます。

カカオがチョコレートに、あのすばらしい独特な味わいをもたらすのです。

ョコレートには、ボンボン、板チョコ、クッキーのようにさまざまな形があります。

チョコレート・フォンデュはスイスのデザートです。

フルーツやマシュマロのような様々な種類のものを溶けたチョコレートに浸けていただきます。

信じがたいかもしれませんが、チョコレートはお菓子だけではありません。

モーレ・ポブラーノというチキンに使うメキシコのソースは、チョコレート、チリ・ペッパー、トマト、その他の材料でできています。

Part2

ョコレートの歴史は中央アメリカの古代文化にさかのぼります。

その頃のチョコレートは苦い飲み物でした。

それは、細かく砕いたカカオ豆に水、トウガラシ、トウモロコシの粉、その他の材料を混ぜ合わせて作られていました。

マヤ族、そしてその後、アステカ族はチョコレートを聖なる飲み物として考えていました。

薬としても用いていました。

アステカの社会では、チョコレートは主に支配者層に飲まれていました。

また、カカオは貴重な食べ物だったので、お金としても使われていました。

ペイン人が16世紀にアメリカ大陸へやってきた時、この「チョコレート飲料」に出会いました。

当初、彼らはその苦い味を好みませんでした。

しかし、砂糖でこのチョコレートを甘くしてから、この飲み物を好むようになりました。

この甘いチョコレートはヨーロッパに紹介され、すぐに裕福な人びとの間で人気を博すようになりました。

19世紀になると、チョコレートは多くの変革を遂げました。

バン・ホーテンというオランダ人がチョコレートの粉末(ココア)の作り方を発見し、このことがチョコレートをより飲みやすいものにしました。

その後、イギリスの会社が、板状の「食べるチョコレート」を作ることに成功しました。

この固いチョコレートは大量生産され、普通の人びとの口へ入るようになったのです。




Part3

世紀にもわたって、チョコレートは人びとに愛されてきました。

しかしチョコレートの話には、暗い側面もあるのです。

16世紀以降、ヨーロッパでチョコレートの人気が高まった結果、さらに多くのカカオがチョコレートを作るために必要になりました。

スペインや他のヨーロッパ諸国は、ラテンアメリカにカカオのプランテーションを作って、その地域の人びとを労働力として使いました。

また、それらの国々は何十万ものアフリカの人びとを、奴隷労働のために自分たちのプランテーションに連れてきました。

彼らは後にアフリカにもカカオのプランテーションを作り、その地域の人びとをそこで強制的に働かせたのです。

日でも、それらのいくつかの地域にはいくつかの問題が残っています。

特に深刻な問題は、プランテーションで働かなければならないため学校へ通えない子どもたちのことです。

あるカナダ人ジャーナリストは、かつて、こうした子どもたちと、チョコレートをかじりながら通学する北アメリカの子どもたちの間の途方もない差について、レポートしたことがあります。

実は、プランテーションの子どもたちの多くは、これまでにチョコレートを食べたこともなければ、見たこともないのです。



Part4

ョコレートには 3000年さかのぼる歴史があり、そのすばらしい風味は長い年月にわたって多くの人たちに愛されてきましたが、チョコレートの物語は現在でもなお続いています。

カカオは、チョコレートの主原料であるだけでなく、他の数多くの日用品にも使われています。

ップクリームやボディクリームのようなスキンケア用品を使ったことはありますか。

こうした化粧品の中にはココアバターを成分として含んでるものがあります。

ココアバターはカカオから抽出され、肌を滑らかにするのに効果があります。

カオから作られた練り歯磨き粉さえ見つけることができます。

チョコレートを主成分とする練り歯磨きなんて変だと思うかもしれませんが、カカオに含まれるテオブロミンと呼ばれる物質が歯を強くするのです。

「皮肉なことですが、より健康な歯を作る物質がチョコレートの中にはあります」と、ある練り歯磨きを作る会社の社長は語っています。

ョコレートやカカオが人間の健康に及ぼす影響に関する研究は、まだ始まったばかりです。

今後さらに新たな進展が期待できるでしょう。

チョコレートは、単にお菓子の王様であるだけではありません。

私たちの生活をより良くするための大きな可能性も秘めているのです。