旧PROMINENCE3年 和訳[303]

【プロミネンス3年】Lesson5/Recycling Hotel Soap to Save Lives【和訳】

このページではプロミネンス・コミュニケーション英語3年/Leeson5【Recycling Hotel Soap to Save Lives】の和訳を載せていますが、学校で習う表現と異なる場合がありますので、参考程度に見てください。

2019年に改定された教科書では「Lesson4」の内容です。
改定前の教科書では「Lesson5」の内容です。
改定前の教科書とは内容が少し異なっています。

【PROMINENCE1】Lesson5/Recycling Hotel Soap to Save Lives【和訳】

Part1

ウガンダ生まれのウガンダ人のデレック・カヨンゴさんは、1990年代初めに、初めて米国に到着し、ペンシルベニア州、フィラデルフィアのホテルに泊まりました。

最初に目を引いたのは、バスルームにあった、3つの異なる種類の石けんでした。

3個もどうしようかと少し困惑しながら、1個を使って、残りは自分のバッグに入れました。

翌日、ホテルの部屋に帰ると、まったく新しい石けんのセットがあるのに気づいて、とても驚きました。

3日目の夜には、たとえ石けんがほんの少ししか使われていなくても、毎日、バスルームには新しい石けんが補充されるのがわかって、ビックリしました。

自分のために取っておいた石けんを全部持って、コンシェルジュのところに急いで行きました。

「お願いですから、この石けんの代金として追加料金を私に請求しないでください!」とお願いしながら、石けんを返そうとしました。



Part2

すべての石けんは自由に取っていいし、ほんの少ししか使われていない石けんでもたいていはゴミ処理場に終わると知って驚きました。

毎日、何百万個もの石けんを捨てるというのは、どんなウガンダ人にもほとんど思いもよらないことです。

デレックさんがアイディアを思いついたのは、まさにこのときでした―「新しい石けんを買うお金がない人たちのために、捨てられる石けんを新しい石けんにリサイクルしたらどうなるんだろう?」

Part3

ウガンダ戦争の難民のデレックさんは、貧しさから生まれるこうした憤りはよくわかっています。

デレックさんにとっては石けんを集めることは、世界中で子供の死亡率と戦う際の「防衛の第1線」任務です。

基本的な衛生設備を利用できないことに関係する病気のせいと、人の清潔さを保つ方法が良くないせいで、貧困に陥った地域は伝染病が広まる傾向があります。

実際、毎年、2百万人以上の子供たちが、下痢のような病気で死んでいます。

こうした死は、所得の低い国々で暮らす幼児たちの間に、ほぼ限定されて起こっています。



Part4

2009年、デレックさんは石けんをリサイクルするというアイディアに命を吹き込むことができました。

衛生設備と清潔さを保つ方法をよくすることによって、世界全体の健康を改善するグローバル・ソープ・プロジェクトを設立しました。

週末ごとに、全米各地のボランティアが、ホテルから使い古しの石けんを集めて、きれいにして、新しい石けんに再生しています。

見本のうちの1個が第3者機関の研究所によって病原菌を検査され、安全性が確認された場合に限り、1回分の石けんの出荷が解禁されます。

このようにして、デレックさんは命を救うために、世界中の傷つきやすい人たちに新しい石けんを無料で配っています。

今までのところ、グローバル・ソープ・プロジェクトは1200軒以上のホテルと手を組んで、世界中の45か国に90万個以上の石けんを提供してきています。

貧しい地域でより良い衛生設備を促進し、人々に基本的な手洗いの重要性を教えるときに、デレックさんは、深い感謝の涙がみんなの目にあふれてくるのを目にします。

美しい、香りのよい石けんを配ることは、難民や孤児が人間としての尊厳と尊敬を手に入れるのに役立っています。

「衛生設備と清潔さを保つ方法をよくすることで、私たちは人権を守っているのです。これが私のプロジェクトに関するすべてです」とデレックさんは言います。

Part5

君が最近、ホテルに泊まっているときに、1回か2回しか使わなかった石けんが、貧しい子供たちが病気と闘うのに、今、役立っているかもしれません。

そして、これは、君が毎日、暮らしを以前よりほんの少しだけいいものに変えるチャンスを持っていることを示してきている1人の人から始まったのです。