旧PROMINENCE3年 和訳[303]

【プロミネンス3年】Lesson4/Bring New Light on Traditional Assumptions【和訳】

このページではプロミネンス・コミュニケーション英語3年/Leeson4【Bring New Light on Traditional Assumptions】の和訳を載せていますが、学校で習う表現と異なる場合がありますので、参考程度に見てください。

【PROMINENCE1】Lesson4/Bring New Light on Traditional Assumptions【和訳】

Part1

毎日の生活の中で大きな課題に直面することは、よくあります。

真っ正面から取り組みますか、それとも、逃げ出しますか?

このような課題を克服するために何をすべきなのでしょうか?

スタンフォード大学のティナ・シーリング教授は、講義で学生たちに難しい課題を出します。

そうした課題のうちの1つを見てみましょう。



Part2

もし5ドルを投資する時間が2時間しかないとしたら、何をするでしょうか?

実験では、チームは5ドルが入った封筒を受け取り、計画を立てるのには好きなだけ多くの時間をかけてもいいと言われました。

しかし、ひとたび、封筒を開けたら、できるだけ多くのお金を作りだすのに2時間しかないのでした。

この課題を完成するために、ティナは、水曜日の午後から日曜日の夜までの時間を学生たちに与えました。

それから、月曜日の午後にどのチームも、自分たちの計画をクラスに発表するのに3分与えられていました。

チャンスを見極め、従来の考え方に挑み、持っている限られた資源をテコにして、創造性を発揮することで起業家らしくなることが奨励されました。

Part3

この難題に直面したら、何をするのでしょうか?

ラスベガスに行くのでしょうか、それとも、宝くじを買うのでしょうか?

勝つ可能性が小さくて、重大な危険があるかもしれません。

もう一つの考えは、5ドルを使って開業道具を購入して、洗車サービスやレモネード屋台を始めるというものです。

しかし、ティナの学生のほとんどは、こうした普通の反応をはるかに超える方法を、結局、見つけました。

できるだけ多くの価値を作りだすために、たくさんの可能性にさらしながら、伝統的な枠組みにおさまった古い考え方に真剣に異議を唱えました。



Part4

学生たちはどのようにこなしたのでしょうか?

一番多くのお金を稼いだ数チームは、5ドルをまったく、使いませんでした。

5ドルにこだわると、実際は、自分たちの想像力に境界を設けることになることに気づきました。

5ドルは基本的に意味がないものと理解し、問題を解釈しなおすことにしました。

この数チームは自問しました―「まったく元手なしで始めて、お金を儲けるためには何をすればいいのか?」

核心部分にある問題―自分たちが実際に経験した問題や、他の人たちが経験しているのに気づいた問題―以前、見たことがあるかもしれないけど解決しようとは思ってもみなかった問題―こうした問題をはっきりと見定めるために、学生たちは観察眼を研ぎ澄ませ、才能を活用し、創造性を解き放ちました。

こうした問題は悩ましくて、誰かにとって最重要な問題というわけでは必ずしもない問題でした。

こうした問題を掘り起し、解決しようと取り組むことによって、うまくいった何チームかは600ドル以上を稼いだのです。

そして、5ドルの投資の平均利益は4000%でした!

参加チームの多くが5ドルの資金をまったく使わなかったということを考えに入れると、金銭的な利益は無限大だったということになります。

Part5

では学生たちは何をしたのでしょうか?

すべてのチームがとても独創的でした。

1つのグループは多くの街でよくある問題に的を絞りました―土曜日の夜、人気レストランでのイライラさせるほど長い行列を取り上げました。

このチームは列に並びたくない人のお手伝いをすることにしたのです。

2人1組になって、予約を取りました。

どの予約も1つ最高20ドルで、長い待ち時間を喜んで避けるお客さんに売りました。

Part6

夜が更けるにつれて、いくつかの面白い観察をしました。

第1に、女子学生の方が男子学生よりも予約を売るのがうまいということに気づきました。

多分、お客さんは若い女性に近づかれる方がより快適だったからでしょう。

男子学生がいろんなレストランの予約を取りに町中を走り回り、一方、女子学生は行列でこうした場所を売るように、チームは計画を変更しました。

第2に、予約席の準備ができた時にお客さんに知らせるために振動するポケベルを使うレストランで、自分たちの全体の計画が一番うまく行くことが分かりました。

物理的にポケベルを交換するだけでお客さんは、お金と引き換えに何かしっかりしたものを受け取っているかのように感じることができました。

新しいポケベルと交換に、お金と今、持っているポケベルを手渡すことで快適さをより強く感じたのです。

この新しいポケベルのおかげでさらに追加してたくさん稼げました―チームのメンバーは、もっと遅い予約時間が近づくと、今度は新たに手に入れたポケベルを売ることができました。



Part7

どのチームもみんな数百ドル稼ぎました。

しかし、最大の利益を上げたチームは、まるっきり違った視点から資源を見つめ、650ドルを稼ぎだしました。

このグループの学生たちは、持っている一番価値の高い資産は5ドルでも2時間でもないと断定しました。

その代りに、一番貴重な資源は月曜の3分間のプレゼン時間だと察知したのです。

講義に出席している学生を採用したいと思っている企業に、その3分間を売ることにしました。

チームはその会社のために3分間の「コマーシャル」を作って、講義中に学生たちにそのCMを見せたのです。

これは実に素晴らしいものでした。

とても価値があり、利用されるのをただ待っているだけの資産―他のチームは気づきさえしなかった資産―を自分たちが持っていることを見抜いたのです。

Part8

すべてのチームがうまくいったのでしょうか?

残念ながら、そうではありません。

1つのチームは、実際にお金を失いました。

学生たちは、雨の日にサンフランシスコで売るためのカサを買ったら、売ろうとし始めた直後にお天気が良くなったのです。

そして、そうです、実際に洗車サービスをしたチームと、レモネードの売店を始めたチームもありました。

しかし、この2チームの利益は、平均よりもずっと低かったのです。



Part9

ティナは、学生たちに起業家のものの見方を教えることに成功した例として「5ドルチャレンジ」を考えています。

しかし、5ドルチャレンジは少し不愉快な感情をティナに残しました。

価値はいつもいつも金銭的な報酬に換算して測られるというわけではないということを、ティナは伝えたかったのです。

ですから、何年にもわたって、このプロジェクトを設定するときにはいつも、ひねりを付け加えてきています。

例えば、グループによく似た課題を与えますが、最初の持ち物をクリップから、付せんや輪ゴムや水のボトルに変えたりします。

すべての問題は創造的な解決策のためのチャンスだと見なすことができるということを示すことが、何よりも大切な目標です。

Part10

毎日、自分自身に挑戦できます。

すなわち、世界を違ったレンズで見ることが選べます。問題を新しい観点で見ることを許してくれるレンズです。

問題をたくさん引き受ければ引き受けるほど、問題を解くことに自信がついてきて、上手になって行きます。

そして、問題をチャンスだと見なすことがより上手にできるのです。