旧PROMINENCE3年 和訳[303]

【プロミネンス3年】Lesson3/Build a Tower, Build a Team【和訳】

このページではプロミネンス・コミュニケーション英語3年/Leeson3【Build a Tower, Build a Team】の和訳を載せていますが、学校で習う表現と異なる場合がありますので、参考程度に見てください。

【PROMINENCE3】Lesson3/Build a Tower, Build a Team【和訳】

Part1

数年前、UXデザインの副会長ピーター・スキルマンは、マシュマロ・チャレンジと呼ばれるデザインの難しい課題を紹介しました。

要点はとても簡単です。4人から成るチームは、スパゲッティ20本と、1ヤード(=約90㎝)の長さのテープと、1ヤードの長さのひもと、マシュマロを使って、一番高い自立する構造物を作らなければいけません。

マシュマロは一番上になければいけません。

本当に簡単そうに見えますが、参加者がとても素早く協力しなければいけなくて、実際はとても難しいのです。

さらに、この課題には、協力の本質に関するとても深い教訓を明らかにする何かがあります。



Part2

オートデスクの特別研究員トム・ウージェックは、これは面白い考えだと思い、マシュマロ・チャレンジを自分のセミナーに組み込みました。

ウージェックのセミナーは、学生、デザイナー、建築家、それにフォーチュン50社の最高技術責任者までもを参加者とし、世界中で開催されています。

Part3

ほとんどの人は、この作業に自分たち自身を適応させることによってはじめます。

参加者は課題について話し合い、一体どのように見えることになるのかを理解し、権力を手に入れようとします。

それから、スパゲッティを並べる前に、計画を立て、段取りをつけ、スケッチを描くことに時間を少し割きます。

持ち時間の大半を、スパゲッティの1本1本を組み合わせて、絶えず上へ上へと伸びる構造物を作るのに使います。

それからついに時間切れになるちょうどそのときに、誰かがマシュマロを取り出して、一番上にすごく慎重に乗せます。

それからグループのメンバーは後ろに立って、そして、ジャジャーン!――参加者は自分たちの作品をほめたたえます。

しかし、実際に起こるのは、たいていの場合、「ジャジャーン!」が「あらら…」に変わるということです。

なぜかと言うと、マシュマロの重さが構造全体にかかって、曲がって、壊れてしまうからです。



Part4

他の人より「あらら…」の瞬間をずいぶんたくさん持つ人たちが、結構います。

その中でも最悪なのは、最近、ビジネススクールを卒業した人たちです。

この人たちはうそをつき、ズルイことをし、気をちらし、とても脆弱な構造物を作ります。

もちろん、ずっとたくさんの「ジャジャーン!」な構造物を作るチームもいます。

その中でも一番いいのは、幼稚園を最近、卒園した子供たちです。

卒園児たちは、一番高い構造物を作るだけではなく、すべての中で一番興味深い構造物を作ります。

Part5

なぜでしょう?

子供たちは誰一人として、スパゲッティ会社の最高経営責任者になろうとして時間を使わないからだ、とピーターは説明しています。

言い換えると、子供たちは主導権争いのために時間を使わないのです。

もう1つの理由は、ビジネススクールの学生は唯一の正しい計画を見つけるように訓練を受けていて、そのプランに沿って実行するからというものです。

マシュマロを一番上に乗せる時までに、時間切れになります。

これは危機です。

幼稚園児たちが別の方法でやることは、マシュマロからスタートして、いつもマシュマロは一番上に置いたまま、次から次へと試作品を作り上げます。

こんなふうにして、試作品を作る途中で、園児たちには手直しするチャンスが何回もあります。

デザイナーは、こうした種類の共同作業を反復する手順の本質だと理解しています。

そして、どのバージョンでも、子供たちは何がうまくいくのか、何が駄目なのかを即座にフィードバックするのです。

Part6

根本的な教訓は、デザインは本当に接触スポーツだということです。

私たちが作業に全感覚を集中させ、考えたこと、感じたこと、行動の最良のものを手元にある難題に適用することを要求します。

ときどき、この経験の小さな試作品が、「あらら…」の瞬間を「ジャジャーン!」の瞬間に変えるために必要なものであり、大きな影響を与えられるのです。