このページではプロミネンス・コミュニケーション英語3年/Leeson2【Welcome to the Repair Café !】の和訳を載せていますが、学校で習う表現と異なる場合がありますので、参考程度に見てください。
【PROMINENCE3】Lesson2/Welcome to the Repair Café !【和訳】
Part1
コーヒーを1杯飲もうと思ってカフェに入ることを想像してください。
歩いて中に入って、ドアの近くのテーブルに着きます。
ウエイトレスを探してみると、ここは普通のカフェとはまったく違うことに気づきます。
部屋の反対側には作業スペースがある長いテーブルがいくつかあります。
コーヒーは順々に回されています。
1人の女性が近づいてきて、親しそうにこう聞きます。
「いらっしゃい! 今日は何をお持ちで?」
Part2
困って、部屋の向こう側にある作業テーブルの1つのところに腰かけている女性の方を見やります。
彼女は年配の方に話しかけていて、とても古いスチームアイロンを持ち上げています。
「もう全然ダメなんですよ!」と、老人の方に説明します。
老人はうなずいて、コーヒーをすすっています。
この老人は、アイロンからプラスチックのカバーを外して、中を覗いて、部品を取り除き始めます。
10分間アイロン(修理)に取り組んだ後で、カバーを元通りつけます。
2つの部品がテーブルの上に残されています。
「心配いらないよ。こいつはたいして大切じゃないからさ」と女性に説明します。
アイロンをコンセントにつないで、スイッチを入れます。
緑のランプがつきます。女性はニッコリして、お礼を言って、コーヒーを飲みほして、出て行きます。
Part3
お直しカフェは、みんながゴミを減らすお手伝いをする1つの方法として、2009年に始められました。
このカフェを作ったマーティーン・ポーストマさんが、お直しカフェはどのようにして始まったのかを説明します。
「ちょうど第2子を産んだところでした。
環境のことがとっても気になって、ヨーロッパではとてもたくさんの電化製品や役に立つものを捨てていることに気づいたんです。
世界にはもっともっとたくさんの人たちがいるんだから、こんなことを続けることはできないんです。そこでお直しカフェを開いたってわけです」
Part4
「長い間、環境を救うのに役立つ方法についての研修会に通ったわ。
考え方はいつだって立派なんだけど、毎日の生活を通じて役に立つ方法について何か提案してくれる人はほとんどいなかったんです。
自作の野菜を育てられるって何度も聞きました。
でも私の小っちゃな庭じゃ、とても十分じゃないってわかってました」ポーストマさんは続けます。
「ここのカフェはとても実情に即した考えなんです。
とっても具体的だし。品物を節約してるだけじゃなくって、ゴミも減らしています。
それと、うちの修理する人たちを見てよ!
ほとんどみんなが現役を引退してるんです。
みんなまた社会の役に立ててとってもうれしいと感じているのよ」
Part5
最初のきちんとした集まりは、「予想外の成功」でした、とポーストマさんは言いました。
誰か来てくれるのかどうか自信がありませんでした。
心配をよそに、地域の住民の方たちが早くから集まりました。
電気製品から、服、家具、楽器に至るまで何でも持って来てもらえました。
Part6
お直しカフェは、特定の技術を持っている近所の人をひきつけています。
お直しカフェで直せないものは、文字通りありません。
たとえ服でも、家具でも、電子機器・電化製品でも、オモチャでさえも、「専門家」が救いの手を差し出してくれるのを嫌がらないのがわかるでしょう。
いろんな修理をテーマにした本が利用できます。
直してもらうものが何もない人は、カウンターの辺りにいて時間を過ごすこともできます。
みんなが技術を元にしてお互いに助け合っている、うまくまとまった素敵な共同体主導の取り組みのようです。