旧CROWN 2年 和訳[306]

【クラウン2年】Lesson2/Into Unknown Territory【和訳+内容が1分で分かる要約】

このページではクラウン・コミュニケーション英語2年/Leeson2【Into Unknown Territory】の和訳を載せていますが、学校で習う表現と異なる場合がありますので、参考程度に見てください。

【CROWN2】Lesson2/Into Unknown Territory【和訳】

The creative act, the defeat of habit by originality, overcomes everything.-George Lois.

独創性による創造的な行動、習慣の撲滅は、あらゆるものに打ち勝つ。ージョージ・ルイス

Take a Moment to Think
1. ボードゲームとコンピュータゲームのどちらが好きですか?
2. あなたは将棋をしますか?他のどのボードゲームで遊びますか?
3. 人生で最も重要なことは何ですか?才能、運それとも努力ですか?


未知の領域へ
羽生善治はぶよしはるは歴史上最も偉大な棋士きしのひとりです。彼はまさしく「将棋の王」です。ここで彼は、プロ棋士としての経験についてインタビュアーと話します。

Section1

あなたが初めて将棋をすることを覚えたのはいつですか。

小学校1年生のときです。

最初はほとんどすべての対局に負けましたが、1か月ぐらいすると、私は勝ち始めました。

2年生で私は八王子はちおうじの将棋道場へ行き、そこの子どものトーナメントに参加しました。

決勝へ出場することはできませんでしたが、私はその対局を楽しみました。

より優れた棋士になりたかったので、私は練習のために道場へ通い始めました。

あなたは将棋のどこが好きですか。

子どもの頃は、たくさんの色々な駒を使って遊ぶのが興味深いと思いました。しかも、それぞれの駒が違う動きをするのです。

そしてまた、対局の結果はとてもはっきりしています。つまり、勝つか負けるかのいずれかです。

対局全体が原因と結果の過程で、勝ち負けは自分自身の責任です。もちろん、負ければいい気はしませんが、将棋は奥がとても深いですから、好きです。

Qの和訳

①羽生善治さんが八王子の将棋道場に通い始めたのはいつですか?
②彼が少年だったとき、羽生さんは将棋について何が面白いと発見しましたか?
③将棋の勝負に責任を負わなければならないのは誰ですか?



Section2

プロとしての戦歴の中であなたは対局の70%以上勝っています。駒を動かすときはいつも自信がありますか。

ときどき、どう動かせばいいか決めるのが難しい時があります。

深く考え込む時間がないときには、手を駒に置くまで次の駒をどう進めたらよいかわからないことさえあります。

対局に運が入り込む瞬間です。

自分の手がよい決断をすると信じるのです。

ですから、ご質問にお答えすると、駒を動かす時に必ずしもいつも自信があるというわけではありません。

プロの棋士は数百手先を考えられると聞きました。正しいですか。

そうですね、この点についてははっきりしません。

ある棋士グループが、今から10手後の局面がどうなっているか読めるかどうかを議論したことがあります。

読めないということでみんなの意見は一致しました。

将棋の対局では駒を動かす時はいつでも決断を下す必要があります。

先ほども言いましたように、いつもいつも十分自信を持っているわけではありません。どちらかというと、これがたぶん正しい手なんだろうなと思っているだけです。

次に、対局相手はこちらが予想していない手を指してくるかもしれません。

この過程は対局が終わるまで続きます。

一番大切なことは決断を下す力です。

Qの和訳

④時々羽生さんは、次の動きがどうなるか分からないことがあります。 彼はいつ決めるのですか?
⑤運はいつ作用し始めますか?
⑥羽生さんによると、将棋の棋士にとって最も重要なことは何ですか?

Section3

決断の際には、直感に頼る時がおありになるのでしょうか?

はい、私は直感が存在すると信じています。

私の経験では、直感に基づいた指し手のうち70%位は正しい判断だったということがわかっています。

たくさんの手を予測できるのは大切ですが、もっと大切なことは数少ない良い指し手に注意を集中させることができるということです。

そして、そこでは直感が必要になります。

しかし、覚えていてください、直感はたくさんの経験を通してしか身につかないのです。

多くの時間をかけて過去の戦法を研究なさいますか?

様々な戦法を学ぶことは大切です。

しかし、戦法を知っていることと対局に勝てるということは全く別です。

必要なのは戦法の意味をしっかりと理解することによって知識を知恵に変えることです。

意外な指し手で対局相手を驚かせることが時々おありですが、そうした意外な指し手は対局に勝つ時、効果的なのでしょうか?

必ずしもそうではありません。

何か新しいことをしようと思ったら、恐らくは50%以上の確率で失敗するでしょう。

安全に指し進めれば、しばらくはもっと高い勝率を維持することができるかもしれませんが、今から10年間勝ち続けることはできません。

そして結局は創造性をなくしてしまうことになってしまいます。

何か独創的なことをやってみることはもっと面白いことです。

Qの和訳

⑦羽生さんによると、直感はどこから来ますか?
⑧どのように将棋の知識を知恵に変えることができますか?
⑨創造性を失う確かな方法は何ですか?



Section4

あなたは素晴らしい才能をお持ちだと私たちみんなが知っています。自分の才能をどのように考えていますか。

そうですね、もし私に才能があるとすれば、それは忍耐力です。

駒の動きを予測できたり、ひらめきがあることは大切なのですが、将棋を向上させようと一生懸命に努力することは持ちうる才能の中で一番大きい才能です。

将棋が本当にお好きだとお見受けします。将棋で一番魅力的なのはどのような点でしょうか?

将棋の歴史の中で何十万もの対局が行われてきていますが、将棋の世界のほんの一握りしか分かってはいません。

対局する時は毎回、未知の領域への旅に出かけるような気持ちになります。

そして、これが将棋で魅力的なことです。

もし、プロ棋士になっていなかったら、何をしていたのだろうと今までにお考えになったことはありますか?

今まで一度もそれは考えたことがありません。

他の仕事をしなければいけないとしたら、1日はタクシーの運転手になりたいと思うかもしれません。

毎日どこに行くことになるのかわからないから、面白い仕事だと思います。

生きていく上で指針になるようなモットー(座右の銘)は持っていますか?

「幸運は勇敢ゆうかんな人に微笑ほほえむ」

Qの和訳

⑩羽生さんはいつ未知の領域への旅を始めているように感じるのですか?
⑪羽生さんはタクシー運転手になることについて何が好きですか?
⑫羽生さんのモットーは何ですか?

Lesson2の内容が1分で分かる要約

羽生善治はぶよしはるは、小学校1年生で将棋を始め、2年生で将棋道場に通い始めた。動きの異なる様々な駒があり、勝ち負けという結果が自分自身の責任である将棋に興味をもった。彼は将棋のもつ奥深さが好きだと語る。

羽生さんは駒を動かす時、いつも自信があるわけではない。運が大きく関わっていると感じ、これがおそらく正しい手だろうと思いながら駒を動かしている。予測不能な駒の動きもある中で、最も大切なのは決断力だ。

羽生さんは2,3の良い手に集中し、経験に裏付けされた直感を働かせる。戦略の研究から得た知識を知恵に変えつつ安全策をとって創造性を失うより、10年後も見据えて独創的なことを試すほうが楽しいと感じている。

羽生さんは自分の才能は忍耐強さだと言い、上達への努力を惜しまない。将棋をする度に未知の領域へ旅立つ気分になる。座右の銘は「幸運は勇敢な人に微笑む」



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