このページではクラウン・コミュニケーション英語1年/Leeson1【When Words Won’t Work】の和訳を載せていますが、学校で習う表現と異なる場合がありますので、参考程度に見てください。
One picture is worth a thousand words. -Chinese proverb
1枚の絵は1000語分の価値がある=百聞は一見にしかずー中国のことわざ
- このページの写真を見てください。あなたには何が見えますか?
- 「ピクト」は写真を意味し、「グラム」は文章を意味します。
「ピクトグラム」の意味は何ですか? - ピクトグラムはどこで見ますか?
ことばが通じないとき
ことばはことばであり、絵は絵です。私たちの情報のほとんどはことばから来ています。しかし私たちはますます多くの情報を小さな絵から得ています。私たちはそれらを「ピクトグラム」と呼びます。
目次
Section1
言語はコミュニケーションの重要な手段です。
あなたは挨拶を交わします。
学校では、あなたは先生の話に耳を傾け、話し合いをもち、そしてクラスメートと話すのを楽しみます。
家では、あなたは宿題をします。
これらの活動すべてにあなたは言語を使います。
しかし、コミュニケーションのもうひとつの重要な手段があります。
周りを注意して見てください、そうすればあなたは多くのピクトグラムに気づくでしょう。
以下を見てください。
幼い子どもたちでさえそれらを知っているかもしれません。
左のものは非常口を示しています。
真ん中のものはトイレを示しています。
右のものはエスカレーターを示しています。
Qの和訳
- あなたはいつ学校で言語を使いますか?
- 私たちがよく使う他のコミュニケーション手段は何ですか?
Section2
ピクトグラムはしばしば公共の場で使われます。
なぜ人々は「非常口」「トイレ」「エスカレーター」のようなことばの代わりにピクトグラムを使うのでしょうか。
ことばの方がピクトグラムより優れているのではないでしょうか。
ピクトグラムは少なくともふたつの理由で使われています。
第一に、それらをただ見るだけで、たいていその意味を推測することができます。
しかし、その言語を知らなければ、あなたはことばを理解することはできません。
この理由から、国際空港でピクトグラムが使わています。
第二に、シンプルなデザインと鮮やかな色で、たとえ遠くにあっても、あなたはピクトグラムをすぐに認識することができます。
この理由から、それらは道路で使われています。
これらの道路標識を見てください。
これらは日本では使われていませんが、あなたは意味を容易に推測することができます。「この先、跳ね橋」「カンガルーに注意」そして「この先、環状交差点」
Qの和訳
- わたしたちはどこでピクトグラムを見ますか?
- ピクトグラムを使う2つの理由は?
Section3
異なる文化出身の人々は、ふつうはピクトグラムを容易に理解することができます。
しかし、時に彼らはピクトグラムが紛らわしいと思います。
このピクトグラムを見てください。
それは異なる人々に異なることを語ります。
もしかすると、この男性は崩れた土砂を片付けているかもしれません。
もしかすると、彼は風の強い日に傘をさそうとしているかもしれません。
実は、この男性は道路で作業をしているところです。
これは「この先、道路工事中」のピクトグラムです。
あなたはたいてい、ピクトグラムからのメッセージを見ればすぐに理解することができます。
しかしときどき、ちょうど外国語の単語を学ぶように、あなたはピクトグラムの意味を学ばなければなりません。
ピクトグラムがことばに取って代わることは決してないかもしれないが、それらはすでに重要なコミュニケーション手段です。
ある人たちは、ピクトグラムでまるごと文章を作ったり、物語を語ることすらしています。
ある有名な中国人アーティストが以下の「文」を書きました。
あなたはそれを読むことができますか?
ピクトグラムはゆくゆくはことばに取って代わるでしょうか。
それらは未来の言語になるでしょうか。
あなたはどう考えますか。
Qの和訳
- ピクトグラムは時々混乱することがあります。なぜですか?
- もし私たちがピクトグラムを理解できなければ、何をしなければなりませんか?
- ある人たちはピクトグラムで何を作りましたか?
Lesson1の内容が1分で分かる要約
挨拶をかわす時、学校で先生の話を聞くとき、クラスメートと話をするときなど、わたしたちは活動をするときに言語を使います。コミュニケーションの中で言語は大切な手段です。
しかし、周りを注意して見てみると、言語ではないもう一つの重要な手段「ピクトグラム」に気づくことができます。
なぜ、「非常口」や「トイレ」といったことばではなく「ピクトグラム」を使うのでしょうか?1つ目は、言語を知らなくても絵から意味を推測することができること。2つ目は、シンプルなデザインと鮮やかな色で遠くにあっても認識することができる点。
少なくともこれら2つの点から「ピクトグラム」は使われています。
しかし同じピクトグラムでも、見る人が違えば絵から受け取る意味も異なります。
ピクトグラムがことばに取って変わることはないかもしれませんが、重要なコミュニケーションの1つであるピクトグラムを学ばなければなりません。